
庭をつくるとき、多くの人は「どんなデザインにするか」に目を向けます。
でも実際に庭で暮らしを重ねてみると、こう思うことはありませんか?
カタログから選ぶような既製品の庭では、本当の意味で「心地よい庭」にはなりにくいのです。
必要なのは、その土地と暮らしに合わせたオーダーメイドの庭。
そしてそこに「大地の再生」の知恵を取り入れることで、庭は単なる外構から「自然と呼吸する空間」へと変わっていきます。
オーダーメイドの庭づくりは、見た目のデザインを選ぶだけではありません。
お庭は家族だけでなく、訪れる人が必ず目にする場所。「家の顔」とも言える場所だから、住み手が何を大切にしているか、どんな暮らしをしているか表現することが大切です。
庭をどう使いたいか、家族がどんな時間を過ごしたいかを大切にします。
ライフスタイルによって、庭に求められる機能は変わりますよね。
既製の外構工事は「整える」ことに重点があります。
一方オーダーメイドの庭は、人と自然の調和を第一に考えるのが特徴です。
大雨のたびに水がたまる庭は、植物が弱るだけでなく、使い勝手も悪くなります。
大地の再生では、土中に通気浸透のライン(通気浸透水脈)をつくり、雨水をゆっくりと地中に浸透させながら流していきます。
「排水する」のではなく「活かす」発想で、庭全体が潤います。
風が通らない庭は、夏に熱気がこもりやすいもの。
植栽や塀の配置を工夫して「風の抜け道」をつくると、体感温度が下がります。上記の通気浸透水脈と連動させ地表と土中の空気の流れを整えることで、建物の温度上昇を防ぐことができますし、室内にも涼しく、爽やかな空気を届けることができます。
固く締まった土では、植物の根が呼吸できません。
小さな点穴を作って、土中に空気を入れたり、落ち葉や枝を敷いたりするだけで、土がふかふかによみがえります。
土が呼吸を取り戻せば、植物は根を張り、元気に育ちます。
あるご家庭では「子どもが自然の中で遊べる庭にしたい」とのご希望でした。
庭のいたるところに滞りがあったため、夏場は蚊が大量発生。土の浸透力も弱いため、プールの後はドロドロ状態に。
屋根からの雨水を受け止め大地に還す『雨落ち』を施すことで滞りを解消し、庭全体に表層水脈や風の剪定を入れ敷地全体の空気の流れを取り戻しました。
子どもたちが観察を楽しめる小さなビオトープも設置。せせらぎの音が忙しい毎日から解放してくれます。虫やカエルも訪れる庭になり、子どもたちは外で遊ぶようになりました。
庭の中に小さな畑を作りたいという方が増えています。
ハーブや季節の野菜など無農薬で育て、食卓に並べることで、自然と調和した暮らしを実践することができます。
有機物をたくさん使い、微生物や菌糸の力を活用したレイズドベッドをお庭の一角に設置し、ハーブを植えて行きました。
剪定枝なども、レイズドベッドに入れていくことで、しっかりと大地に還すことができます。
「 小さな庭だから畑はあきらめていた」と言っていたお客様にも喜ばれています。
境内の砂利道や公園の広場に大地の再生の手法を取り入れた例もあります。
雨水が自然に浸透し、夏も涼しい環境が保たれる空間に。
人が集う場にこそ「自然と共鳴する庭」が生きています。
美しいデザイン性と、使いやすさ、さらに自然環境を整える要素を融合できるのは、オーダーメイドならでは。
土地の水脈や風の流れを観察し、その地域に合った庭をデザインします。
個人の庭はもちろん、カフェ・ホテル・神社仏閣・公園など、幅広い場で「呼吸する庭づくり」が可能です。
庭は「飾り」ではなく「暮らしを育む場所」です。
オーダーメイドの発想と大地の再生の知恵を組み合わせることで、庭は単なる外構から「自然と共鳴する居場所」へと変わります。
庭屋 息吹では、オーダーメイド設計と大地の再生を融合させた庭づくりを行っています。
どんな庭にしていきたいか?について、対話を重ねていく中で、「自分らしさ」や「大切にしたいこと」に気づくこともできます。
「デザイン性も欲しいけれど、自然にやさしい庭にしたい」
「家族の暮らし方にぴったりの庭をつくりたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。